お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が２日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。「Ｍ－１ツアーへの代打出演をめぐり、ネット上で炎上したコロコロチキチキペッパーズに「あまりにもかわいそう」と同情した。

　３月末で終了する同番組への出演がこの日で最後となる伊藤が「芸能人が最後に取り上げてほしいトピックス」との企画で持ち出したのが、コロチキの炎上騒動だった。

　２月２２日に開催の「Ｍ－１グランプリ２０２４スペシャルツアーｉｎ静岡」へ、活動自粛した令和ロマン・高比良くるまの代役としてコロコロチキチキペッパーズが急きょ出演。ところが出演が発表されるやいなや、ネット上で「Ｍ－１ツアーにふさわしくない」などの批判的な声が相次ぎ、炎上。コロチキは自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで「誰がが出たくて出てんねん、そんなもの」「昨今で一番かわいそうな炎上ちゃう？」などと理不尽な炎上騒動に怒りをぶちまけていた。

　伊藤は「あまりにもかわいそうだったので、コロチキさんが」と同じ吉本に所属する先輩芸人に同情した。「Ｍ－１ツアーっていう、Ｍ－１の準決勝まで残った人が地方にみんなで行くみたいな」とツアーの趣旨を説明。コロチキは８度出場も、最高が準々決勝止まりとあって、ＭＣの東野幸治は「Ｍ－１ファンからすると、それだったら違うＭ－１の推しの漫才師に出てほしかったなって、気持ちはね」とファン心理を代弁した。

　伊藤も「気持ちはわかるんですけど」としながら、「コロチキさんは最初、『Ｍ１ツアーは、Ｍ１に出た人が出るもんやからオレらが出るのはおかしいですよ』って何回も言ってたんですけど、最終的に（主催者から）『どうしてもコロチキさんに』ってなって。で、コロチキ代演決まりましたっていうＸの投稿が炎上して」と舞台裏を明かした。

　伊藤もその日の公演に出演しており、「コロチキさんの出番のとき、芸人もみんな袖で見てて。めちゃくくちゃウケてました」と当日の様子を説明。「８分間出番あったんですけど、前半４分はバーって（炎上騒動への）文句言って、死ぬ程ウケてて。本ネタに入った瞬間、袖の芸人がケイタイいじり始めて、コイツらもコイツらだと思って」と明かしてスタジオを大爆笑させていた。