タレントの有吉弘行が２４日、ＴＢＳ系「ザ・イロモネア復活ＳＰ」に、太田プロチームとして登場。やりかたはともかく？悲願の１００万円獲得を達成した。

　有吉は過去４回イロモネアに登場するも、１００万円を達成したことはなし。この日は「１人では力不足」として太田プロの劇団ひとり、タイムマシーン３号、アルコ＆ピースを引き連れて「素晴らしいメンバーで」挑むとした。

　有吉は登場時から神妙な表情をくずさず。ＭＣの南原清隆の還暦を慇懃無礼に祝うと、「１００万円、取ったことがないので、忘れ物を取りに来ました」とあいさつ。さらにネタの開始時には「我々力不足ですが一生懸命やります」「モノマネはやる機会がないので」など、らしくない謙虚な言葉であいさつし、最初のモノマネで「こんばんわ、浜崎あゆみです」とやって一発クリア。

　続く一発芸でも冒頭に「先ほどはありがとうございました、一生懸命考えてきました、よろしくお願いします」と平身低頭であいさつし「元気が一番！」という謎一発ギャグを披露。これもまたクリアし、ひな壇の芸人たちからは「それ、ギャグ？」などのツッコミが挙がり始める。

　ショートコントでは、「みんな鬼になってしまった」という謎セリフ。ひな壇からは「鬼？」などのささやきがもれると有吉は「はぁ」とため息をもらし、これでコントが終了。突然の終わり方に爆笑がもれ、これもクリア。ひな壇からは再び「終わり？今ので？」などのヤジが飛んだ。

　そして最後はサイレント。下半身下着１枚になり、劇団ひとりと相撲をとることに。パンツが食い込み、お尻丸出し。前部分もあわや…というギリギリのラインで、ひな壇からは「あああ」「危ない」「出ちゃう」の声が。それでも最後の１人が笑わず、有吉は再び一発ギャグ「元気が一番」のジェスチャーを全力で行い、ついに１００万円を獲得した。

　ひな壇の後輩芸人たちからは「これで１００万？」「まじで？」これで金もらえるの？」などのヤジが。だが有吉は一切気にせず「本当に感謝です」。劇団ひとりも「先生に就いてきて良かったです」とウソ泣き。最後は１００万円の目録をタイムマシーン３号の山本に持たせ「かっこよすぎるでしょ？」などの罵声を浴びせられていた。