レギュラー出演しているＡＢＣテレビ「教えて！ニュースライブ　正義のミカタ」を、まさかの大失態により２週連続で欠席・休演した京大大学院教授の藤井聡氏が２１日、関テレ夕方ニュース「報道ランナー」に生出演した。

　番組の天気コーナーでは、もう欠席できない「正義のミカタ」の生放送があり注目される翌２２日は、京都市内にも雪予報が出ていることが紹介された。

　キャスターの吉原功兼アナウンサーが「藤井先生は交通障害に巻き込まれて生放送に出演できなくて大変でしたね」とネタにし、藤井教授は何度も頭を下げながら「２週連続、生放送欠席という非常にお恥ずかしい結果になったわけです」とおわびした。

　藤井教授の説明では…。

　◆８日は、京都が大雪。大阪ＡＢＣテレビに向かう際、京都→大阪間を新幹線移動することにしたが、間違って、いつも乗っている東京方面行きに乗ってしまい、さらに新幹線が大雪徐行しており、名古屋でＵターンしても間に合わず。

　◆１５日は前夜遅くまで鳥取・米子で仕事。早朝天気が良かったので、安心して始発特急に乗ったが、途中で「低温で寒すぎて電線が凍結して、車両に不具合が起きて止まってしまった」とまさかの事態に。

　その頃、スタジオでは司会の東野幸治や、経済学者の高橋洋一氏らがネタにして大喜び。東野が、おそらく藤井氏が今頃は中国地方の山の中の駅にいると紹介し「見かけたら、お前はアホかと言ってあげてください」とイジり、爆笑が起こっていた。

　藤井教授は１３日にも、東京→茨城を移動予定だった特急が強風で運休し、急遽レンタカー移動したが、講演に３０分遅れとなったことを明かしている。

　藤井教授の説明を受け、「報道ランナー」では吉原アナが、「新幹線、逆向きに乗らないようお気を付け下さい。予想外のことも起きるということです」と呼びかけていた。