橋下徹氏 対談した立花孝志氏は「地上波で見てる雰囲気と全然違った」黒幕文書問題 「意味分からないこと言ってるのは」
元大阪府知事の橋下徹氏が15日、カンテレ「ドっとコネクト」に出演。政治団体・NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏と対談した印象を語った。
10日に立花氏と顔合わせしたという橋下氏。「地上派(テレビ)とネットがキャッチボールをしなきゃいけないとずっと言っていたので、立花さんとも、会わずに批判するんじゃなくて、会って話を聞こうと、対談したんです」と意図を明かした上で、「結論から言うと、極めて合理的な話をする人だったと僕は思います。地上派で見ている、あの雰囲気とは全然違います」と印象を表現した。
現在、問題となっているのが「黒幕文書」。元県民局長の死亡の責任が斎藤元彦知事の責任にみえるように印象操作した黒幕が竹内英明県議だったとする内容の文書で、立花氏が昨年11月5日にSNSで公開。竹内氏への中傷がエスカレートする一因となった。
文書の入手先について、立花氏は維新の会の岸口実兵庫県議と明かしているが、岸口氏は昨年11月に民間人の知人と立花氏と面会し、立花氏への情報提供は事実したが、「自分は紙を手渡していない」とコメント。誰が手渡したかについては「回答を控える」と濁している。
立花氏から「今回の黒幕文書の話も詳細に聞いた」という橋下氏は「岸口さんの言っていることの方が、意味が分からないなと」と印象を語った。
「というのは、岸口さんと民間人の方は、立花さんに情報提供するために会いに行ってるんですよ。岸口さんと民間人の関係がどうなんですか?という話。岸口さんがひたすら言っているのは、『自分が手渡しているんじゃない。横にいた民間人が渡した』とそればっかり言うんですけど、いやいや、一緒になって立花さんのところに会いに行ったんでしょと。紙をどっちが渡そうが、岸口さんと民間人が情報提供したってことでしょとしか、僕は思えない。立花さんの話を聞く限りは」と立花氏の方が理屈が合っていると認定した。