「テレビなんかやってるからつまんねえ役者になるんだよ!」巨匠の猛ゲキ 津田健次郎「いや、いや、ダメでしょう」
TBS系「A-Studio+」が15日に放送され、MCを務める落語家の笑福亭鶴瓶、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が、声優で俳優の津田健次郎をゲストにトークを繰り広げた。
津田は下積み時代を回想し「食えてなかったですね。20代は全く食えてなかったです。アルバイトしてましたね」と明かした。
役者業については「辞めたいと思ったことは、不思議と一度もないんですね。ちょっと、カッコいい言葉を使っちゃうと『生きる』イコール『芝居』みたいな」と思い入れを語った。
2016年に亡くなった演出家・蜷川幸雄さんのもとでの舞台を振り返り「ガヤで出てました。強烈でしたね。面白かったです。めちゃくちゃ面白かったですね。口悪いんですよ。某タレントさんが1回、テレビ(ドラマ)やられて戻ってこられた」と述懐。
「『だからお前、テレビなんかやってるからつまんねえ役者になるんだよ!』ぐらい言われてて。いや、いや、ダメでしょうと。そっちはそっちでとても大事なお仕事だし、とてもステキなお仕事なんで」と苦笑した。
「蜷川さんニヤニヤしながら、あえて言ってらっしゃるんですね。そういうリスペクト、もちろん心の中にあるんですけど、あえて煽るために。で、その役者さんを言うことによって、稽古場全体がピッてなる」と話した。
演出家、映画監督、俳優として活躍した蜷川さんの印象を「僕が蜷川さんを語れるような身分ではないんですが、本なども読ませていただいて」と話し「キュートな巨匠でしたね」と目を細めていた。
