１４日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「おむすび」では、先週に引き続き、結（橋本環奈）が患者を説得し、改心させる一幕があった。

　この日の「おむすび」では、摂食障害で入院している麻利絵が勝手に退院しようとしているという連絡が入り、結が病室にかけつける。このまま退院したら後悔するという結に、麻利絵は「とっくに後悔している」「太りやすい体になったのはお母さんのせい」などと反論する。

　結は「親は自分の子のことが何より大切」だと訴え、このまま退院すれば「今よりもっと悪くなる」と主張。病気のために陸上選手の夢を絶たれた沙智（山本舞香）や、母親が忙しく食事を作ってもらえず倒れてしまったスズリン（岡本夏美）のことを話し「かわいい服着て可愛いメークして友達と遊びに行ってプリ撮ったり。好きなことやろうよ。そのためにはしっかりご飯食べて必要な栄養量摂って健康になろう。それから好きなことをめい一杯楽しもうよ」と伝える。

　この結の言葉に麻利絵は納得し、食事を摂るようになる…。

　結は先週の放送でも潰瘍性大腸炎の気難しい患者が勝手にうなぎを食べて窒息しそうになった時も「堀内さん。私たちは患者さんに１日でも早く元気になって貰いたいんです」「だから私たちのことを信じてもらえませんか」と訴え、モンスター患者も心を入れ替えていた。

　２週連続での結のファインプレーだが、ネットでは「こんな簡単に説得で治るもんじゃないのでは」「あんな説得で食べられるようになるほど摂食障害って単純なものじゃないと思うんだよね」「麻利絵があまりに簡単に改心しすぎて草」「あれだけ拗らせてた子が、あんなお話だけであっさり解決するもんじゃないでしょ」など厳しい声も上がっていた。