ケビンス 結成4年もM-1決勝に進出できない今に憤りと本音「仲良い芸人には売れてほしいけど自分が売れた時に限る」

 お笑いコンビ・ケビンスがこのほど、都内で行われた、CS放送の「チャンネルNECO」での冠特番「ケビンスの取扱説明書」(31日、後10・30)の取材会に出席し、今年の抱負を語った。

 結成1年目でM-1グランプリの準決勝に進み、ネタ中に披露した運動神経抜群の山口コンボイによる驚異的な高さを誇るジャンプが話題を呼んだ2人。結成4年を迎えたばかりだが、M-1決勝に進出していないことにはストイックにもいらだちがあるという。仁木恭平は去年1年を「ネガティブな言葉を使うとしたら停滞してしまった」と総括した。

 去年のM-1で決勝に初めて勝ち進んだママタルト・檜原洋平らとルームシェアをしていたこともあるが、素直には祝うことができなかった。

 「もちろん仲良い芸人は全員売れてほしいと思ってるけど自分が売れた時に限るというか。ママタルトには決勝行ってほしいと思ってたけど、自分達が行ってないんでおめでとうは言えない。多分これからも言えない」。悔しさをにじませた。

 芸人としての目標はたくさんあるものの「それは全部M-1を通んなきゃできない夢というか付きまとう」と認識。「M-1を意識しすぎた1年はまじで疲れるので目標にしたくはない」としたが「ネタ面は負けてないと思うので、M-1をうまくなってかなきゃいけない」と力を込めた。

 一方の山口は、仁木とは対照的に去年1年を「なんかテレビいっぱい出れてうれしかったです!!」と明るく振り返った。

 今年1年の足掛かりとしたい番組は、仁木が山口を「スター」にし、コンビで売れることを目指すべく少林寺アクションや街ブラロケ、お色気ドッキリなど山口にさまざまな企画に挑戦させる。

 山口のみが売れることが懸念されると思いきや、仁木は「(山口は)一人じゃ何にもできない。どうしたって(自身を)呼んでくれると思う」と即答。番組内でも「何回か指示を飛ばさずに自由にやらすことがあったけど、何もしゃべらなかった」と暴露した。山口は「おい!」と最初は不服の様子だったが「悔しいですけど、そうですね」とあっさり認めていた。

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