浅川梨奈「ディズニーに癒されながら」挑戦の1年 朝ドラ「おむすび」でギャル役“オタ活”極める
女優の浅川梨奈(25)が充実期を迎えている。昨年末にNHK連続テレビ小説「おむすび」で朝ドラデビューを果たし、今春公開予定の主演映画「49日の真実」で自身史上最長15分の長回し演技に挑戦する。3月に舞台「きたやじ オン・ザ・ロード~いざ、出立!!篇~」(3月1~16日、東京・日本青年館ホール)の上演を控えており、超多忙の1年が幕を開けた。
「おむすび」で浅川は、仲里依紗演じる米田歩の後輩ギャル・ムータン役で朝ドラに初出演した。「朝ドラは役者人生において携わることがないと思っていた」と感激の心境を述懐。ギャルの友人の姉を参考に「真面目な話をしていてもずっと笑っている。分かっているようで分かってなくて、とりあえず笑っておく。ずっと動いているポジティブなギャルを意識した」と役作りした。
ギャル役を演じた一方で、自らを「陰キャ」と分析する。小学生の頃までは「休み時間に『ドッジボールしようぜ!』と言うタイプ。小6の(時の)あだ名は『ボスゴリラ』だった。男の子とけんかして気を失ったこともあります」とやんちゃな性格だったが、中学1年での芸能界入りからおとなしい性格になったという。
芸能生活の中での癒やしは、ディズニーだ。ディズニーランドは年間パスポートが廃止されたにもかかわらず、昨年は110回超訪問。「ディズニー以外は無欲」で使えるお金は推し活にオールインし、服は2年購入していない。仕事の合間を縫って通う日々で「舞浜の(パレード待機の)地面に座って、気付いたら日が暮れている」と全力でオタクを極めている。
今年は主演映画での長回しシーン、舞台で初めての着物での演技と挑戦づくしの1年となる。浅川は「苦手なことや越えなきゃいけない壁に立ち向かう1年にしたい。趣味がないと仕事を頑張れないタイプ。人間として破綻しない程度にディズニーに行って、癒やされながら、やる時はやるのスタンスで頑張りたい」と気合。仕事もプライベートも諦めず、追求していく。
◆浅川梨奈(あさかわ・なな)1999年4月3日生まれ。埼玉出身。12年に芸能界入りを果たし、14年2月から19年1月までアイドルグループ・SUPER☆GiRLSとして活動した。その後は女優業に力を入れ、映像を中心に活動。代表作は映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」「おいハンサム!!」など。趣味はアニメ、マンガ、ディズニー。
