虎党シンガー・河野万里奈 横浜でツアー最終公演 “完投勝利”に充実感「どんどん進化していく」
大の野球好きで知られるシンガー・ソングライターの河野万里奈が7日、横浜市のライブハウス「新横浜Strage」で、ワンマンライブツアー「エンドラン!」の関東公演を行い、ツアーを打ち上げた。
「先祖代々、ゴリゴリの阪神ファン」で、オリジナル曲の「アイキャントライ」が昨季まで阪神・岩崎優投手の本拠地登場曲として使われていた河野。今回も野球にちなんだツアータイトルで、会場にはユニホーム姿の「マリナーズ」(ファンの総称)らが多く見られた。
ライブでも新曲の「セットアッパー」や「アイキャントライ」、「ドラフト」など、野球にちなんで作成した曲を数多く披露した。ラストでは「自分にとって、歌うことこそが完璧な表現だと分かった」と口にし、新曲「Perfect Blue」を熱唱。球場さながらの「かっ飛ばせー!万里奈!」という熱烈なアンコールに応え、ユニホーム姿に着替えて「アイキャントライ」を再び披露して“ゲームセット”。新曲3曲を含む全16曲で、満員のファンを沸かせた。
ツアー最終公演を終えた河野は、終演後「無事“完投勝利”しました」と充実感たっぷりの笑顔。「新曲を3曲作り、ギターの弾き語りとか、いろんな姿を見せられたと思います。これからも河野万里奈はどんどん進化していくつもり満々なので、まだ見ぬマリナーズにも、すで応援してくれているマリナーズにも、いい景色を見せられるように頑張ります」と宣言した。
