人気動画「令和の虎」収録中に火事でコメ欄大荒れ ビル側から即時退去要求も主宰者「家庭用コンロ使用しただけ」

 人気YouTubeチャンネル「令和の虎」の収録中に、火事が起き、巨額の損害を請求されていることが、明らかになった。

 30日に更新した動画は、「大変なことになりました」がサムネイル。フランチャイズ版Tiger Fundingの企画で、「移動式からあげ店舗を全国に広げたい」という志願者が、YouTuberヒカルや会社社長の林尚弘氏ら虎の前でビジネスプランをプレゼンしていた。からあげを実際に虎に試食してもらい、評価を受けている最中に、事故は起きた。

 スタッフが「控え室来ていただいてもいいですか?。油がいま火が付いて…」と志願者を呼ぶ声が入ると、令和の虎主宰者の会社社長、岩井良明氏は「やべえよ!うわ!うわ!やべえ!やべえ!かけろ、早く!」と大声。他のスタッフが「火事です!出て!」と発する声とともに、ヒカルらは席を立ち、避難した。油に家庭用コンロで調理していた控え室で、油に火が付いたようで、消火器で鎮火させた。

 動画はその後、岩井氏とフランチャイズ版Tiger Funding主宰の林氏が別日に撮影した内容に切り替わった

 岩井氏らによると、撮影スタジオが入るビルオーナーが、令和の虎を運営するSuneight社に「すぐに出て行ってくれ。出て行かないと家賃を3倍にする」と退去要請があったという。

 さらに、退去費用や新しいテナントの費用、違約金などを含め、最大3億円かかる見込みとし、林氏は「違約金は交渉の余地があるかもしれないが、違約金や迷惑料がなかったとしても、少なくとも1億5000万円かかる」と説明。「令和の虎」の存続の危機とした。

 志願者は自身の責任を認めているが、岩井氏も林氏も、「とてもじゃないけど志願者の方が責任を負えるような金額ではない」として、自身らで責任負担をする覚悟を語った。

 一方で、林氏は「もちろん、私達が悪いんですが、家庭用コンロを使用しただけ。悪意なくからあげを揚げて、火が出てしまった」「消火器で消して、どこかが燃え広がったということではない」「それで1・5億円、最大3億円かかるというのはなかなかつらい」とコメント。岩井氏は、火が燃え広がった原因が消火器の酸素に火が燃え移ったこととし、かけつけた消防士からは「消火器を使うのはダメ。でも誰も分からない」「油のときは本当はぬれた布をかぶせなければいけないけどあの状態でとっさに判断できない」と話した。

 その上で「このことで即時退去を言われてしまうものなのか。僕にしてみると、ちょっと法外な違約金」「そこまでの違約金を払わなければいけないのか、というのは、僕個人の意見なんですけど、なかなか納得できるものではない」と首を傾げた。

 コメント欄には厳しい声が。「家庭用コンロを使用しただけでをやたらに強調しているけど、ビル全体に迷惑をかけたことが問題」「事務所で火事起こして退去しなくていいわけないでしょ」「言い訳しようがない」「自分たちに甘すぎる」などの意見が寄せられた。

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