俳優・関口宏（８０）が都内で、司会を務める２１日スタートのＢＳ－ＴＢＳ「関口宏のこの先どうなる！？」（日曜、正午）取材会に出席した。

　同番組では、ＡＩや医療をテーマに世界が抱える「今」と日本の「未来」をひもといていく。関口は「僕らの世代からすると時代はどんどん住みづらくなっている」と話した。先月に、１９８７年から３６年にわたって司会を務めてきたＴＢＳ系の情報番組「サンデーモーニング」を勇退したが「報道や情報番組を預かっていると、最近出てきている『フェイクニュース』にすごく神経を使わなきゃならないですよね。この先どうなっていくのか」と憂慮。「皆さんもメディアの方たちだから、その中で苦しんでいく時代ですよね。みんなでどう乗り切っていくかですね」と未来への課題を示した。

　番組内では自身のＡＩとフリートークも展開。「（ＡＩが）良いことも言ってたりするんだけど変なもんですね。感心もするけど、気持ちも悪いよ」と率直な感想を明かして、笑わせていた。