安達祐実 円熟期迎え「どんどん自由になっている」 芸歴41年目、本格恋愛ドラマ初挑戦

 女優の安達祐実(42)が“円熟期”を迎えている。フジテレビの配信サービス「FOD」のオリジナルドラマ「愛してるって、言いたい」(毎週金曜日午後8時に最新話配信、全10話)に主演し、芸歴41年にして本格恋愛ドラマに初挑戦している。「40歳を越えて恋愛ドラマをやるんだなと。最初で最後でしょうから、やらせていただこう」。昨年末に2度目の離婚を発表し、新たな道に進み始めた安達が現在の恋愛観を語る。

 今作で演じた主人公・樹は、かなわぬ思いを抱えて「愛してる」と言えない役どころ。役と自身は「似てない。私は全然『愛してる』と言うタイプの人間」と共通点は少ないとしつつ、「思った事を全て相手に伝えられるわけではないので、もどかしい思いは分かる」と共感できる部分もあった。役作りという型にはまらず、台本で受けた印象を体当たりで演じた。

 安達が今“愛してるって、言いたい”のは「子供」だ。17歳の長女、7歳の長男へ「愛してる」と伝えることを日課にしている。「上の子は恋愛の話とか年頃的にあるので、聞いている。質問されれば答える。教育の一環として、性的なこともすごく避けているわけではなくて、言わなきゃいけないことは言っておこう」。ママとして子供の成長に向き合っている。

 離婚を経験し、この先の自身と恋の向きあい方を「恋したいとか特に考えてないけど、絶対しないと決めているわけでもない。かと言って恋愛したいかと言われるとあまり。子育てもあるので、日々楽しく過ごせればいいかな。どちらかというと、大きくなっていく子供たちの恋愛に興味があるかな」と語り、「私はちょっと一通り経験しましたので」と笑った。

 不惑を越え、女優業に深みが増している。「今後も役どころは変化していくと思う。今ものすごい幅が広い状態で、そのうち、お母さん役やおばあちゃん役ができると想像はしているけど、キャリアが長くなる、年齢を重ねるごとにどんどん自由になっているなと思っている。仕事の選び方もお芝居の仕方も。あっちにいってもいいし、こっちに行っても良い。ただ言えることは、この仕事はやめないんだろうなって」。女優業に魅了され、41年。安達の可能性を広げる旅は今後も続く。

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