「不適切にもほどがある」純子の運命変わる暗示映像だったか 神戸で悲劇時と同じ服装カバン髪ピンで 5歳渚と東京にいる「ズキンドキン」

 TBS「不適切にもほどがある!」から
 純子のカバンも、あの日と同じ TBS「不適切にもほどがある!」から
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 主演・阿部サダヲ、脚本・宮藤官九郎のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」最終回が3月29日に放送された。ラストで喫茶店「すきゃんだる」のトイレのタイムトンネルの謎が判明。昭和の体育教師小川市郎(阿部)やスケバン娘純子(河合優実)に迫る9年後の運命は、見る人の解釈と想像に委ねられた。

 最終回では、純子は運命どおりに大学合格。その後に夫犬島ゆずる(錦戸亮)と出会い、結婚、娘渚が誕生する人生の流れどおりに。第5話で令和側の犬島ゆずる(古田新太)は、純子が「高校3年の時に地元のヤンキー仲間と縁を切って、一念発起して大学に現役で合格したそうです」と話していたが…最終回では、スケバン仲間も更生して、友達関係は継続。少し人生が変わってきているともとれる描写も。

 父市郎は純子が居眠りしている横で、仏壇の亡き妻ゆり(イワクラ)に大きな声で相談するなど、純子が運命を知るのは時間の問題、もしくはすでに感づいているとも。

 最終回の序盤、喫茶店で、昭和にやってきた渚(仲里依紗)の口についたケチャップを純子がハンカチで拭き、母娘で「渚のはいから人魚」を歌った場面。渚に母との思い出がよみがえったように、2人の姿が母になった純子と、幼少の渚の姿に変わった。

 その母純子のニット&デニム、三日月形バッグ、ヘアピン髪は、95年1月の悲劇時と同じだった。第5話では1月16日に純子1人で東京まで市郎を迎えに来て直帰し、渚は神戸で帰りを待っていたが…。その時と同じ服装で、純子がチビ渚を連れて喫茶店=東京にいる、あれこれと想像できる映像だった。

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