EXILE・HIRO「夢を見つけることを諦めないで」 近大卒業式で熱くスピーチ
LDH JAPAN代表取締役会長兼社長のEXILE・HIROが23日、東大阪市の近畿大学で行われた同大の卒業証書授与式に、サプライズ登場した。
大勢の前でのスピーチが「人生初」だというHIRO。少し緊張しながら4824人の卒業生へ向け、「あなたは今、夢を持っていますか?どこかの誰かに馬鹿にされようとも、夢を見つけることを諦めないで欲しい。夢はファンタジーではなく、未来を切り開くリアルな力になる」と、「夢」を持つ大切さを力説した。
その中でHIROは、2018年7月に、胃がんのため22歳の若さで死去した、FANTASTICSのメンバーである中尾翔太さんを紹介。闘病中も「もう一度仲間と踊りたい」という夢を叶えるために、最後まで戦い抜いた中尾さんへの思いを語りつつ、「最後まで夢に向かって頑張る彼から、人生のテーマを教えてもらったように思います」と、言葉に力を込めた。
その後、HIROの紹介でFANTASTICSが登場。黄色い歓声が上がる中、佐藤大樹(29)は「皆さんが今持っている、これから見つけるかもしれない大きな夢に向かって、精いっぱい頑張ってほしいと思っています」と語りかけた。最後はLDHとして歌い継がれてきた名曲「Choo Choo TRAIN」を披露し、「LDH流のお祝い」を贈った。
大役を終えたHIROは「キラキラした、みんなのエネルギーを肌で感じることができた」と、卒業生へ感謝を述べつつ、「かっこつけるのは得意じゃないので、等身大の自分でメッセージを伝えられたと思う」と、安どの表情を見せていた。