元AKBセンター 借金5000万円を昨年末に完済 原動力はアジア人夫婦への「怒り」

 元AKB48のメンバーで、現在は焼き肉店を営業するタレント・内田眞由美が、23日放送のTBS系「ピンチの神様」にVTR出演。閉店寸前に追い込まれながらも、5000万円の借金を完済したことを明らかにした。

 内田は2007年に5期生としてAKB48に加入。10年9月の第1回じゃんけん大会で優勝し、12月発売の19thシングル「チャンスの順番」でセンターを務めたが、15年10月に卒業した。在籍中の14年4月に東京・新大久保に「焼肉 IWA」をオープン。5000万円の借金を背負った。

 アルバイトに元AKBメンバーを起用するなど話題となったが、売り上げが月の返済額を超える状態に。そこにコロナ禍が重なり、さらに2000万円の借金を重ねたが、経営は改善せず、閉店を決めて店の売却相手を募集した。

 そこで現れた購入希望者が富裕層のアジア系夫婦だったといい、その様子を「見た目も柄シャツにダイヤギラギラの『THE 富裕層』みたいな感じで、『売り上げはどんな感じなの?』とか『何時からやってんの?』『どのくらいお客さん入るの?』っていう、なかなか横柄な感じというか、態度大きい感じ」と説明。同席した母・裕美さんも「入ってくる時からもう、こういう感じ」と、肩を揺すりながら“オラオラ系”の歩き方で入店してきたと話した。

 夫婦が帰った後、内田は裕美さんと話し合い、閉店を撤回。裕美さんは「すごい頑張ってきたものがこの人たちにっていうのができない」、内田も「簡単には渡したくなかった。『お世話になりました、閉店します』って連絡もいろいろした後なんだけど、やっぱり悔しいからもう一回やりたいって、2人とも意見も一致して、もう一回やることになりました」と説明し、「怒りしかない」と当時を思い出しながら厳しい表情で話した。

 直後に内田は店前の看板やメニューを英語表記にし、自身も英語を勉強するなど、外国人客への対応を強化。売り上げが急増し、開店資金として借り入れた5000万円を昨年末に完済したという。それでも「まだ2000万円があるので、それを返せるようにこれからも営業を頑張りたい」とさらなる発展を誓った。

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