元ＮＨＫでフリーアナウンサーの青井実（４３）が２２日、都内で、フジテレビ系報道番組「Ｌｉｖｅ　Ｎｅｗｓ　イット！」（月～金曜、後３・４５）の会見に、同局の宮司愛海アナ（３２）、タレントのパトリック・ハーラン（５３）と出席した。

　ＮＨＫから活躍の場を移し、宮司アナとともにメインキャスターを務める青井アナは「民放での仕事は初めて。お台場でこのような機会を設けていただいて、まさか２２年前の私には想像がつかない。新たな人生のスタート」と門出を喜んだ。

　続けて「前職の番組を離れてしまったこと、私の家族を巡る一連の報道でご心配おかけしたことをこの場をお借りしておわび申し上げたい」と謝罪した上で「社会人２２年目の春を迎えました。新人のような気持ちでスタートしたい」と誓った。

　ＮＨＫを退局した理由を「４０代を過ぎた辺りから人生について考える中で、色々なチャレンジをしたいとふつふつ出てきた。自分ができることは何かとお話しする中で、フジテレビの方と出会った」と語り、「ＮＨＫが嫌になったからではなくて、好きですし、お世話になった」と感謝した。

　４月１日からリニューアルされる同番組で大切にしたいことを「温」とフリップに記した青井アナ。「まさにアットホーム。テレビの伝え手が温かくないと相手にも伝わらないと思うので。人とのぬくもりを大事にした番組にしたい」と夕方を温めることを誓った。