藤井聡太竜王の就位式に柳葉敏郎「いてもたってもいられず。ただミーハーな気持ちで」笑顔で祝辞
将棋の藤井聡太竜王(21)=名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖が30日、都内で行われた第三十六期竜王就位式に登壇した。
藤井竜王は昨年10月から11月にかけ、伊藤匠七段(21)にストレートの4連勝で3連覇を達成。前人未到の八冠達成後、初のタイトル防衛を果たした。
この日は俳優・柳葉敏郎(63)がお祝いに駆けつけ、花束を贈呈した。柳葉の故郷・秋田県で竜王戦第6局が予定されていたが、藤井竜王が4連勝で防衛を決めたために開催されず。柳葉は「秋田は幻の地、大仙市からやってまいりました」と話した。秋田での対局観戦は実現しなかったが、同市で藤井竜王の祝賀会が行われた際に駆けつけたと明かし「竜王がいらっしゃると聞いて、いてもたってもいられず。ただミーハーな気持ちで、見たい、会いたいがために行かせていただきました。当日は本当にご迷惑をおかけしました」と笑わせた。続けて「竜王の振る舞いが非常に穏やかで、頂点に立つ者のおおらかさを感じさせていただきました」と感心した。
藤井竜王は「柳葉敏郎さまにご祝辞を頂戴することになり感激しております」と笑顔。「今回は伺うことができなかったんですが、本当にありがたく思っております」と柳葉と同市へ感謝の思いを伝えていた。
