デーブ・スペクター、松本人志報道の論調に「みんなが正義漢ぶってる」 アンミカは「女性はモノではない」と主張

 テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが21日、レギュラーを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜、前9・54)に出演。ダウンタウン・松本人志が「週刊文春」の報道を受けて裁判に注力するため活動休止している問題に言及した。

 デーブは「このごろ、変な論調になってて…」と、松本をめぐる世間の声に懐疑的な見方を披露。同誌に証言を寄せている女性の全員が不同意だったわけではないことを挙げ、「全体的に、ちょっと下品な遊びとは分かってる上で言うんですけども、別に違法性はないんですよ」と主張した。

 さらに「まるで芸能人が誰も普通遊んでないみたいなね。変な論調で、みんな正義漢ぶってるのがどうかなと思うんですよね」と持論を展開。「『上納システム』とか、全部最低だと思うんですよ。だけどなんか全部事件みたいになってる」と話した。

 こうした意見に、ゲストコメンテーターのモデル・アンミカは「私たちは性を自分で守る権利あるので、やっぱり不快であるということに違いはないと思うんですね」と返答。「『上納システム』という言葉を使われることも、私たちは上納される“モノ”ではなく、私たちも心があって、自分の意思があって心を通わせた先に『性交』っていうものがあるとしたら、やっぱりそれについて語らなきゃいけないとは思うんですよ」と反論した。

 さらに「よく『数年前なら許された』とか、『昔だったらここまで問題にならなかった』っていう話もあるんですけど、昔から嫌なんです、女性は」とキッパリ、「NOと言えない社会が作られてるっていうことは、やはり問題ではあると思う」と訴えた。

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