「キャプテン翼」連載開始から43年、4月で最終回 全構想漫画化実現へ 高橋陽一氏「“物語”を残すことだけに集中」
全世界でシリーズ累計発行部数9000万部を超える人気漫画「キャプテン翼」が、4月初旬発売予定の「キャプテン翼マガジン vol.20」の掲載話をもって最終回を迎えることが4日、分かった。1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始してから43年。体力の衰えなどから漫画としての掲載に区切りをつけ、今後はネームのような形で「物語」を残すことに専念するという。
作者の高橋陽一氏が「連載終了について」と題するメッセージを発表。完結に向け、現在連載中のオリンピック編と、その先のシリーズまでを含めた構想があるものの、すべてを漫画化するには40年以上かかる計算だと説明。ネーム形式で「“物語”を残すことだけに集中すればできるかもしれない、と思いつきました」と明かしている。
