矢沢永吉 前人未到の150回目日本武道館に「たまんねえよ!!たまんねえよ!!」 1万4000人が大歓声
ロック歌手・矢沢永吉(74)が14日、東京・日本武道館で全国ツアー「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2023」の東京公演を行い、同所でのライブ150回目の偉業を成し遂げた。
歴史的な瞬間を見届けるために約1万4000人のファンが「ロックの聖地」に集結。開演前から声がかれるほどの大歓声を送り続けた。はやる気持ちを抑えきれないようにステージに飛び出した矢沢は「ようこそ日本武道館へ!!」と満員の会場に向かって大きく拳を突き上げた。
1977年に日本のロック・アーティストとして初めて武道館のステージに立った。46年の歳月をかけて前人未到の金字塔にたどり着いた。「たまんねえよ!!たまんねえよ!!武道館、150回。男として、最高だよ」と呼びかけると武道館の歓声が絶叫に変わった。
ステージでは印象的だったファンレターも紹介した。「『また、自分に生まれ変わりたいですか?』って」と笑顔で回想。満員の武道館をゆっくり見渡しながら「そうだね。大変だけど、やっぱり矢沢永吉をもう一回やるよ」と穏やかに語りかけた。
ライブではヒット曲「アリよさらば」、「チャイナタウン」、キャロル時代の名曲「カモン・ベイビー」など全21曲を熱唱。アンコールの「止まらないHa~Ha」ではファン一人一人の思いを乗せた「YAZAWA」タオルが聖地を舞い続けた。
