上沼恵美子 漫才時代のイビリ語る 化粧品隠され「姉がボールペンで眉毛を描いて本番へ」「笑うた。泣き笑い」

 タレントの上沼恵美子が3日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。自身が若手時代に経験したイビリについて語った。

 宝塚歌劇団宙組の女優が転落死した事件について、「どの世界でもイビリやイジメがある。お笑いの世界である」と自身の体験について触れた。

 「私が誰も知らない、小さい寄席小屋に出ていたころ、お客さんも4人とか6人とかしか入らへんようなところ。『さあ、お姉ちゃん、もう少ししたら私たちの出番やわ』って言ったら、化粧品はない、衣装はない」

 姉とコンビを組んだ海原千里・万里時代、本番直前に、衣装に着替えようとしたら、すべてがなくなっていることに気づいたという。

 「うちの姉は、眉がないんですよ。お姉ちゃん、(眉を)描かないといけないのに、眉墨がなくなっていたんです。ボールペンで描いて出たんです」と千里がボールペンで眉毛を描いてステージに上がったことを明かした。

 「それがもう、おかしくて、おかしくて。前のお客さんは、おらへんけど、私はお姉ちゃんのここ(目の前)ですやん。もう、笑ったね。笑うんだけど、泣き笑いなわけよ。こんなことされるわけですか。イビリやん。いらんことしよるな。仕返ししてやるぞ」とは振り返った。

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