藤井聡太八冠 神対応でファンお見送り 永瀬拓矢九段に再び勝利「ＪＴプロ公式戦」準決勝
将棋の藤井聡太八冠（２１＝竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖）が２１日、大阪・Ａｓｕｅアリーナ大阪で指された「第４４回日本シリーズ ＪＴプロ公式戦」準決勝で永瀬拓矢九段（３１）に８４手で勝利し、２年連続優勝に王手をかけた。
両者は１１日の王座戦で、藤井が将棋の八大タイトル独占を達成して以来の対戦。会場では２３９６人が熱戦を見守った。
終局後には勝者の藤井八冠が会場の出口に立ち、観客に“お見送り”のファンサービスを行った。途切れない行列にも笑顔で神対応。老若男女一人一人と目を合わせ、声をかけられると「ありがとうございます」と応じた。
決勝戦は１１月１９日に都内開催される。藤井八冠は渡辺明九段（３９）と糸谷哲郎八段（３５）の勝者と対決する。
