女優の綾瀬はるか（３８）が主演し、２０１８年７月期の連続ドラマとしてスタートしたＴＢＳ系の大人気作「義母と娘のブルース」が、来年１月に“完結”することが１８日、分かった。「義母と娘のブルースＦＩＮＡＬ２０２４年謹賀新年スペシャル」（２０２４年１月２日、後９・００）としてフィナーレを迎える。

　連ドラから足掛け５年半、総放送尺数１９時間に及ぶ人気シリーズ。人気４コマ漫画を原作に、８歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ、結婚したキャリアウーマンの主人公・宮本亜希子とその周囲の悲喜こもごもを温かみのあるタッチで描き、２０年、２２年と２年おきに正月特番として放送されてきた。

　最終回では、大学に通う亜希子の娘・みゆき（上白石萌歌）やバイト先の麦田店長（佐藤健）、亡き夫・良一（竹野内豊）らレギュラー陣をそのままに、それぞれに訪れる「お別れ」と、親子が迎える新たな門出が描かれる。

　代表作のひとつが幕引きとなり、綾瀬は「私自身も亜希子さんとともに成長していった感じがあるので、そういう意味ではこうして同じ役を長きにわたって演じることができたのはとてもうれしいことですし、ありがたいことだなと思っています」と感慨を口に。３０代の多くを注いだ当たり役が迎える大団円に「まさに“ホーム”のような存在。どんな大きな愛に成長しているのか、ぜひ皆さんも一緒に見届けていただけたらうれしいです」と呼びかけた。