「家康」お市・北川景子 最後は兄・信長の衣装だった「気高く美しく」「凜々しく」散った姿に惜しむ声
NHKの大河ドラマ「どうする家康」にお市役で出演した北川景子のインタビュー映像が6日の放送終了後に公式サイトなどに投稿され、最後の衣装にまつわる秘話が明かされた。
6日の放送(第30回)で、お市は茶々ら三姉妹を秀吉に渡し、夫となった柴田勝家とともに北ノ庄城に籠城し、自害する道を選んだ。ネットでは、黒い衣装姿が「宝塚の男役みたい」「お召し物が信長様みたい」の声があがっていたが、兄・信長(岡田准一)が実際に着用していたベストだったという。
「最後まで織田の誇りをもって、最後に身につける衣装としてもふさわしいだろう、と。信長の初期に着てらっしゃったベストがあるんですが、あれが一番ふさわしいだろう、と」選んだそうで、「岡田さんのだと大っきいんですよ、いっぱい(布が)余っちゃって。すごい筋肉だったんですね、岡田さん。後ろで鬼のように(布を)つまんで縫い直してもらって」と笑顔で明かした。
家康(松本潤)との初恋も描かれたが、北川自身は「兄に対する愛情の方が強いんです」ととらえていたそうで、「途中から(私も)『あれ?』と思った」と笑った。
兄・信長の形見をまとい、気高く散ったお市の姿に、「凜々しくてとても美しかった」「気高く美しかった」「お市様の覚悟が感じられた」「お市の方の生まれ変わり」と感動の声が続々。「女信長の服がカッコ良かった」「最後の男装 とてもよくお似合いで、品のある凛としたお市様でした」「最後の衣装はやっぱり信長公のだったのですね」「信長兄に負けないオーラがありました」「最期の衣装が信長のものとよく似ているなと思っていたら」「もう会えなくなるのが辛い」「ロスです」「寂しい」などの多くの反響が寄せられている。
