元Ｖ６のメンバーで俳優・タレントの三宅健（４３）が、２日をもってジャニーズ事務所を退所した。公式有料モバイルサイト「ジャニーズｗｅｂ」で、ファンに向けてメッセージを送り、入所から３０年間の感謝と愛を届けた。

　１日に大阪で主演舞台が千秋楽を迎えた三宅は、メッセージ冒頭で「昨日の大阪の夜は、予報にはなかった降るはずのない雨がたくさん降ってたね。みんなの涙雨だったのかな。。。」と描写。ファンの心境を思いやった。最後のファンクラブ会報を送付したことも記述し、三宅のこだわりで、Ａ４用紙６枚分の大きさに裏表ぎっしりと写真が散りばめられた特製品という。

　追伸では事務所にあいさつに出向いたことも明かし「立つ鳥跡を濁さずです（笑）」とジョークも。「最後に、みんなのこと、ずっとずっと大好きだよ。泣いてばっかりいないで、良い１日にしてね。バイバイ。」と明るく締めくくった。

　関係者によると三宅は、この日ジャニーズ事務所を訪れ、３０年間を過ごした事務所の各フロアをまわり、スタッフらに笑顔で感謝の言葉を伝えたという。元Ｖ６でユニット・２０ｔｈ　Ｃｅｎｔｕｒｙとして活動する坂本昌行（５１）、長野博（５０）、井ノ原快彦（４６）とも面会。岡田准一（４２）は仕事の都合で会うことが叶わなかったようだが、坂本ら３人とは区切りのあいさつをした。

　三宅はＶ６のメンバーとして１９９５年に「ＭＵＳＩＣ　ＦＯＲ　ＴＨＥ　ＰＥＯＰＬＥ」でＣＤデビュー。２０２１年１１月にＶ６解散後は、俳優・タレントとして活躍し、今年３月２０日にジャニーズ事務所を退所することを発表していた。

　三宅は退所後、しばらく充電後、タレント活動を再開するものとみられる。一部では、盟友として知られた、ジャニーズ事務所前副社長で昨年１０月末で退社した滝沢秀明氏（４１）と合流するという情報もある。