宝塚音楽学校入学式 総代の小熊萌子さん「お客様の目に飛び込むタカラジェンヌに」

 新入生総代として答辞を述べる小熊萌子さん
 首席の小熊萌子さん、成績上位の觜本ゆかるさん、西巻いぶ季さん、平尾百合音さん
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 タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(中西達也校長)第111期生の入学式が15日、同校の講堂で行われた。競争率15・3倍の難関を突破した40人は、コロナ対策を十分に取りながら、マスクを外して式典に出席した。

 新入生総代で東京都大田区出身の小熊萌子さんは「2年間、芸事にしっかりと向き合いすてきな舞台人になれますように、一日一日を大切に日々精進してまいります」と誓った。「舞台のどんな所にいても、お客さまの目に飛び込んでいくような明るく元気なタカラジェンヌになりたいです」と期待に胸を高鳴らせた。

 成績上位で入学した西巻いぶき(名古屋市)さんは「これから歩み出す芸の道にワクワクするとともに、ここで出会った同期生と切磋琢磨(せっさたくま)し合い、精進してまいります」と同期との絆を強調。娘役志望で「お客さまの心に花火を打ち上げられるような、華やかな娘役になりたいです」と夢をはせた。

 觜本ゆかるさん(兵庫県川西市)も娘役志望。「憧れの宝塚音楽学校で、大好きな制服を着て学校生活を送れることに感謝を忘れず、舞台人としても一人の女性としても成長できるように頑張ります」と成長を誓った。また「常に基礎と基本を大切に、存在感のある華やかな舞台人を目指します」と目を輝かせた。

 平尾百合音さん(福岡市)は169センチで、成績上位4人のうち、唯一の男役役志望。3度目の受験で合格しただけに「憧れていたグレーの制服を着て、宝塚音楽学校に通えることを思うと、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを口にした。「凜(りん)として存在感があり、お客さまを笑顔にすることのできるステキな舞台人を目指します」と誓った。

 入学式を終えた111期生は2年後の初舞台を目指し、舞台に必要な素養を学び、厳しいレッスンに励む。

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