榊原郁恵 結婚した頃の渡辺徹さんの映像「ラッキーな人生だなあ」に涙止まらず 「徹子の部屋」

 タレント・榊原郁恵(63)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に出演。昨年11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった、夫で俳優の渡辺徹さんが自身を語った30年以上前の映像に涙した。

 おしどり夫婦と言われた渡辺さんと榊原は1987年10月に結婚。番組では、当時28歳の渡辺さんが出演した1990年放送の映像を流し、榊原さんが早い時期に父親を亡くし、母親一人であることから、結婚前には実の父から一人っ子であるにも関わらず「オレたちも子どもはいなかったんだぐらいに思うから、向こうのお母さんだけが自分の親だと思って尽くせ。お前が向こうのお母さんに尽くしまくって、それでバランスがちょうどよく取れるぐらいだぞ」と言われたと説明。

 そして「手前みそになるんですけど」と前置きし、「うちの女房にその話をしたら『じゃあわかった。私も(渡辺さんの)お父さんとお母さんに尽くして尽くして尽くしまくる。それでバランスがちょうどいいんじゃない』っていう言葉を。それをなかなか実践してますんでね。そういう意味ではラッキーな人生だなあとオレは思いますけどね」と幸せそうに話していた。

 これを見た榊原は何度も目頭をぬぐい、司会の黒柳徹子も「泣いちゃうよね、ラッキーな人生だったって」と、しんみりと話した。

 渡辺さんは若い時から急性糖尿病で入院、虚血性心疾患や大動脈弁狭窄(きょうさく)症での手術と大病が続いていただけに、榊原は昨年11月20日に発熱と呂律が回らない様子で受診から入院となった時も深刻にはとらえていなかったという。

 「よみがえると思ってるので、こういう結果があるんであれば、もっと私あの時に…っていうことがいっぱいあるんですよ。『何であの時声かけなかったんだろう』『前の日に何で病院に行こうかってどうして言えなかったんだろう』って、もう後悔ばっかりで」と悔やむ。

 黒柳から渡辺さんに伝えたいことを聞かれると、集中治療室(ICU)に入ってからはほとんど会えなかっただけに「伝えたいことよりは最後、ちゃんとさすってあげたかったかなあって。手握ってね。甘えん坊さんだったから、もっとちゃんと。カサカサの足にちゃんとクリーム塗ってあげれば良かったなあとか思いますけど」と愛情をにじませた。

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