勘九郎「この時しか見られない感動」 七之助は玉三郎の代表作に気合 姫路城で歌舞伎

 「平成中村座姫路城公演」をPRする中村七之助(左)と中村勘九郎
 「平成中村座姫路城公演」をPRする中村七之助(左)と中村勘九郎
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)と中村七之助(39)が16日、大阪市内で「平成中村座姫路城公演」(5月3~27日、姫路城三の丸広場内特設劇場)の製作発表を行った。

 世界遺産登録30周年を記念して初めて国宝・姫路城で行う。劇場後方に天守閣がそびえており、「鰯売戀曳網」「棒しばり」や、ご当地が舞台の「播州皿屋敷」「天守物語」を上演する。勘九郎は「一期一会というか、この時しか見られない感動がありますね」と作品に自信をのぞかせた。

 「天守物語」は坂東玉三郎の代表作。天守夫人富姫役の七之助は「坂東玉三郎おじさましかいない作品」と最初は難色を示したという。それでも勘九郎から強く説得され、姫路城で行うこともあり了承した。

 ダメ元で玉三郎に演出を依頼したところ快諾。七之助は「やると決まったら、僕ら以上に動いてくれて」と感謝。自前の衣装も手直しして提供してくれたようで「熱い思いを受け取っているので、気を引き締めてやりたい」と気合が入っていた。

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