泰葉、梨園の妻・紀香へ「引退すべき!」伝統芸能の先輩妻として

 シンガー・ソングライターの泰葉(55)が6日、フジテレビ系「バイキング」(月~金 前11時55分)に出演し、「伝統芸能の世界に物申す」として歌舞伎俳優・片岡愛之助と結婚した女優・藤原紀香を例に挙げて、「伝統芸能の家に嫁いだら芸能人は引退すべき!」などと暴言気味な提言を発した。

 落語家・林家三平さん(故人)の娘・泰葉は、1988年に春風亭小朝と結婚し、2007年に離婚した。番組では伝統芸能の世界に嫁いだ先輩として、先に披露宴を済ませ、梨園の妻としての初仕事を行った紀香をターゲットに強気な言葉を発し続けた。

 泰葉はまず、「(自分は)梨園ではないけど離縁された。どうもスミマセン」と自虐ネタで父譲りの頭に手をやるポーズを見せたが、ここからはまさに「上から目線で申し訳ありません」という過激なメッセージのオンパレード。まずは「伝統芸能の家に嫁いだら芸能人は引退すべき!」のパネルを前に「大変でございます。自分も(結婚で)引退し20年間尽くし続けた。自分の芸能との二足のわらじは無理!」と語気を強めた。

 そして、「勉強することが多い。命をかけて伝統芸能を踏襲する。他人(ひと)様の名前はもちろん、業界用語を覚えることなど大変。覚悟が違うんです。(落語も歌舞伎も)江戸時代から引っ張っていくものを継ぐというのは大変。三田(寛子)さんは偉いと思う。お子さんには0歳からお家芸を教える。やることは山積みなんです」と示した。

 泰葉によると、御贔屓筋などへ出す手紙は1カ月に約1万枚ですべて毛筆。「寝ないで書いた。私、偉かったね」と胸を叩いた。ほかにも着物、書道、華道、茶道、料理、挨拶、礼儀作法、業界用語の習得は必須で「私全部できます。おかげさまで…上から目線で申し訳ありませんが、今日も(着物)10分で着てきました。茶道だって師範でございます。三味線だって…」と話すと、「紀香さん、あっ特定してスミマセン」と声かけする形で、「愛之助さんは俳優さんだけでなく(上方舞の)楳茂都(うめもと)流の家元なんですよ。自分の芸能界は無理!」と言い切った。

 続けて掲げられたフリップは、「女遊びは芸の肥やしという人は結婚禁止!」。泰葉は先週の放送に出演した際に浮気に寛容な態度を見せていたが、この日は一転、「1週間して人生観を変えた。女房が泣くのはうんざり。自分は耐えた」とし、司会のフットボールアワー・後藤輝基を引き合いに出し、「後藤さんの色気はやしきたかじんさん以来。遊ばないはずがない。結婚して浮気をしちゃダメ。後藤さんの奥さんはどうなの?」と面と向かって忠告。周りの坂上忍らレギュラー陣は泰葉の口角泡を飛ばすような提言に圧倒されていた。

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