中華料理の陳建一氏が死去 ６７歳 間質性肺炎で フジ「料理の鉄人」で中華の鉄人
中華料理人の陳建一氏（本名・東建一＝あずま・けんいち）が１１日に都内の病院で間質性肺炎のため亡くなったことが１４日、分かった。６７歳。陳氏が会長を務める四川飯店グループが公式ＨＰで発表した。
公式ＨＰの文書によると、すでに葬儀は近親者によって執り行われたという。後日、お別れの会を開催する予定。
陳氏は四川の神様と呼ばれた故・陳建民氏の長男として５６年に東京で生まれる。大学卒業後、父の経営する赤坂四川飯店で修行を開始。９０年に父の跡を継ぎ、赤坂四川飯店の社長に就任する。
９３年にフジテレビ系「料理の鉄人」で、中華の鉄人として出演し、一気に名を全国に知らしめた。他にもＮＨＫ「きょうの料理」など、数多くのテレビ、メディアに出演し、著書も多数。中華料理の普及に努めた。
１５年から四川飯店グループ会長に就任していた。
