大河「家康」2カ月で桶狭間~三河一揆 スロー展開に「終わるのか」「丁寧」 まだ淀殿、幸村も生まれてない

 家康(松本潤)は一向宗徒の一揆を武力で抑え込もうとするも、うまくいかない=NHK「どうする家康」第8回から
 家康から本證寺への潜入を命じられる半蔵(山田孝之)、女大鼠(松本まりか)=NHK「どうする家康」第8回から
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 NHK大河ドラマ「どうする家康」は次回26日に第8回「三河一揆でどうする!」が放送される。本證寺から年貢を取り立てようとする家康(松本潤)に対し、一向宗徒が三河各地で一揆。家康の生涯でも屈指の危機が訪れる。

 ドラマは初回、いきなり家康が19歳だった桶狭間合戦(1560年)からスタートし、家康の幼少期や人質時代は回想を挟み込んでいく形がとられた。

 その後は予想外なスローペースで三河時代が描かれ、岡崎入り、今川からの離反、織田信長との再会と流れ、今川からの妻子奪還も3話にわたって描かれた。前回第7回では家康らが本證寺に潜入し、一向宗側の言い分がよく分かるよう、1話を使って丁寧に描かれた。

 2カ月・8話で、歴史的には1560~1563年の3年間を描くペース。終盤で敵対する淀殿や真田幸村もまだ生まれていない時代。

 ネット上では「このペースで終わるのかな?」「かなりスロー」「面白いけど進みがやはり遅い」と心配する声も。

 一方で、家康に裏切られた今川氏真(溝端淳平)の悲哀など、家康が主人公の物語でなければなかなかクローズアップできない事象を丁寧に描かれており、「丁寧に時間を割くのはすごく良い」「メリハリはっきりしてる」との指摘も投稿されている。

 【次回第8回「三河一揆でどうする!」】

 本證寺から年貢を取り立てようとする家康(松本潤)に対し、一向宗徒が三河各地で一揆を起こした。武力で抑え込もうとするが、有能な軍師がいるらしく、すべての作戦が裏目に出る。松平昌久(角田晃広)など周囲の領主も寝返る中、家康は半蔵(山田孝之)を寺へ潜入させる。そこで半蔵が目にした空誓(市川右團次)を補佐する、意外な“軍師”の正体は…。

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