TKO・木本 再起へ覚悟を行動で示すことができるか 投資トラブル説明会見

 記者の質問に考え込む木下隆行。左は木本武宏(撮影・堀内翔)
 会見を終えて、あいさつをするTKO・木本武宏。後方は木下隆行(撮影・堀内翔)
 昨年の投資トラブルについて語るTKO・木本武宏。右は木下隆行(撮影・堀内翔)
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 昨年7月に高額投資トラブルが発覚し、活動休止していたTKOの木本武宏(51)が23日、都内で会見を行った。騒動後初めてとなる公の場で、解決に向かっているトラブルについて自らの口で説明し、反省の思いを語った。後半には相方の木下隆行(51)が登場。自身もかつてパワハラ疑惑などで騒がせ、所属していた松竹芸能を退社したことから「不祥事コンビ」と自虐連発で笑わせ、3年ぶりのコンビ“復活”を宣言した。

  ◇  ◇

 木下が退社しても解散は一切考えず、コント師・TKOの再結集を目指していた木本。描いていた理想とはほど遠く、見苦しい形だったかもしれない。しかし発覚直後の8月に一部週刊誌のインタビューで見せていた表情と比べると、つき物が落ちた印象を受けた。

 木本が目を潤ませたのは相方の話の時と、相方が隣に並んだ時。3年前、木本が木下に手を差し伸べたように、今回「何ができる?」と受け入れてくれた木下を「一番の支えかもしれない」と話し、最後は2人で、フォトコールのように退場、再入場を繰り返す“コント”を披露した。

 今後は二人三脚で再起を期すが、芸人仲間を含めて巻き込まれた人がいるのは事実。金銭が絡むトラブルからの信頼回復は容易ではない。「受け入れてもらえるなんて滅相もないっていうか。もう一回見たろうかってぐらいの気持ちになってもらえるように頑張ろうと」との覚悟を行動で示すことができるか。

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