ＮＨＫの定例会長会見が１日、東京・渋谷の同局で行われ、前田晃伸会長は、２３日に同局で中継したサッカーＷ杯・日本－ドイツ戦で日本が歴史的勝利を挙げ、平均世帯視聴率が３５・３％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）をマークしたことについて言及した。

　「私は寝るのが早いもんですから、ちょっと関心はあったんですけど、途中まで見て、負けてましたんでやっぱりドイツ強いなあと思って、そのまま寝てしまいまして。翌朝、ニュースを見たら勝ったと書いてあって」と率直に明かしつつ、「あれだけの強敵に勝ったということで、すごいなと思った。それだけ日本の実力もあったということだったと思うし、皆さんに初戦をお届けできて良かった」と語った。