香川照之は恐ろしい 映画「宮松と山下」監督3人が不在の主役称賛 佐藤監督「裏がない笑い」
俳優・香川照之(56)が主演した映画「宮松と山下」の公開記念舞台あいさつが19日、都内で行われ、監督集団「5月」の関友太郎監督(35)、平瀬謙太朗監督(35)、佐藤雅彦監督(68)が、不在だった香川の演技を次々に称賛した。
14年ぶりの単独主演映画で香川が演じるのは毎日斬られ、射られ、撃たれながら、生真面目に演技に向き合う端役専門俳優・宮松。自身は2019年の性加害疑惑が週刊誌に報じられ情報番組、CM、ドラマを軒並み降板したが、本作は予定通り18日に公開された。
佐藤監督は「香川さんの一挙手一投足に感動していた。裏がない笑いができる、内部構造がある。恐ろしくなりました」と、香川の芝居に舌を巻いた。
関監督は「最終日に『3人の監督って初めてだったけどいいことだらけ。カットの重みが3人分あるから、納得して次のシーンにいけた』と言っていただけてうれしかった」と、現場での気配りを証言。平瀬監督も「テレビでは動の香川さん。この映画には静かな香川さんが写っている」とアピールした。
香川は来月、市川中車として東京・歌舞伎座「十三代目市川團十郎白猿襲名披露 十二月大歌舞伎」(5~26日)に出演。9月にスペインのサンセバスチャン国際映画祭で好評だった本作とともに本格復帰への足がかりとなるか、注目される。
