橋下徹氏「こんな形の国葬はいやです」「残念」 安倍元首相「実体は内閣葬」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が27日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」にリモート出演し、東京・日本武道館で行われた安倍晋三元首相の国葬について「こんな形の国葬はいやです」と明言した。

 国葬について尋ねられた橋下氏は「日本を引っ張っていただいた安倍さんには本当に感謝をしていますし、家族葬は終わられましたけども、あらためまして本当にありがとうございました」とまずは感謝と弔意を示した。続けて「死を悼み、礼を尽くすというのは国家としては当然のことだと思います」とした上で「戦後77年、こういうことを考えてこなかった。国家に対して貢献した人に対してどう礼を尽くすのかを考えてこなかった」と「国葬」の定義もさだまらないままだったと指摘した。

 「岸田政権、自民党が誤ったのは、これを簡単に『国葬』と名付けたことですね」と「国葬」にしてしまったこと自体を“誤り”と断言。この日の安倍氏の国葬については「完全に実体は内閣葬ですよ」と断じた。「内閣葬」と明言して、全額国費で行い、その上で「『安倍さんに礼を尽くしましょう』ということでよかったんじゃないか」と持論を展開。「こんな形の国葬は日本の国葬としてはいやですね」と言い切った。

 「国葬」とするなら「国民全体を巻き込んで、弔意を求める」べきとし、できないのであれば「内閣葬」にするべきと提言。「そこをはっきり区分けできない日本の政治、やっぱり国家の背骨が本当にない国ということを感じて残念で仕方がないです」と表情を曇らせた。

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