“ふまじゅり”菊池風磨&田中樹 2年目の進化「DREAM BOYS」開幕

 華やかにステージを彩るSexy Zone・菊池風磨(左)とSixTONES・田中樹(撮影・伊藤笙子)
 初日を迎えた(左から)織山尚大、川崎皇輝、田中樹、菊池風磨、ヴァサイェガ渉、北川拓実、黒田光輝
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 Sexy Zone・菊池風磨(27)が主演し、SixTONES・田中樹(27)と共演する舞台「DREAM BOYS」が8日、東京・帝国劇場で開幕した。ジャニー喜多川前社長の作・構成・演出で04年に初演され、ボクシングを題材に少年たちの友情を描いた伝統作。昨年に引き続き、固い絆で結ばれた親友を演じる“ふまじゅり”は、色気を漂わせる豊かな表現力で、2年目の進化を見せた。

 愁いを帯びた表情に、情感のこもった歌唱。1年前にはなかった色気と貫禄が、そこはかとなくにじんだ。ボクサー役とあって今年もストイックな肉体改造に着手し、菊池はより完成された“細マッチョ”にアップデート。田中もパンプアップした胸筋を披露し、肉体美の競演となった。

 「2年目ということで、カッコイイ男としてステージに立つっていうことに気を配れるようになってきた」。田中が照れながら話すと、菊池も「お互い、余裕というのは出てきているかもしれないですね」とうなずく。演者として、男として、熟しつつある2人。「今年も100点満点をお見せします」と口をそろえた。

 いずれも売れっ子の2人。そろっての稽古期間はわずか10日間だった。それでも、初演の昨年を上回るパフォーマンスで見る者の心を揺さぶった。「去年の経験が財産として残ってるのが大きいですね」と田中。2人は同期入所で、私生活でも親友。ともにやんちゃなキャラクターで、生前のジャニーさんから「不良」と呼ばれていたのは有名だが、“ふまじゅり”だからこそのあうんの呼吸で“リアル・ドリームボーイ”を体現した。

 今年から、コロナ禍前の2019年以来、3年ぶりに2幕制が復活。演出の堂本光一(43)は、開幕を迎える2人に「彼らならしっかりとお客様を魅了してくれるはず」と全幅の信頼を口にした。

 今後、新たに“ふまじゅり”で叶えたい夢について聞かれると2人は即答。「曲でも出します?インディーズからスタートします」と菊池。田中も「ジャニーさんが『あの2人かぁ』って一番嫌がりそうですけどね」と茶目っ気たっぷりに笑った。

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