香川照之 TBS系日曜劇場も降板「アトムの童」ラスボス役だった 代役は調整中

 2019年の性加害疑惑が週刊誌に報じられた俳優の香川照之(56)が、出演予定だった10月スタートのTBS系日曜劇場「アトムの童(こ)」(後9・00)を降板したことが8日、分かった。

 同作は俳優・山崎賢人(28)が主演。若き天才ゲーム開発者が、大資本の大手企業に立ち向かい、成長していく物語。香川の出演は未発表だったが、山崎に立ちはだかる、ラスボス的な存在の役だったという。

 TBSは「所属事務所とも協議の上、総合的に判断して、出演しないことになりました」と降板を認めた。代役については「制作過程については回答を差し控えます」と答えるにとどめた。

 すでに香川もクランクインし、山崎との共演シーンの撮影も始まっており、これらは撮り直すことになる。関係者は「代役は決まっておらず、調整中」と話している。

 香川は8月、東京・銀座のクラブで19年に行ったホステスに対しての性加害疑惑が報じられた。所属事務所は事実関係を認め、香川も出演していたTBSの情報番組で謝罪。契約していたCMも6社が打ち切りや放送見合わせを決めていた。

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