次期朝ドラ「舞いあがれ!」のチーフP SNS反響「受け止めつつ作っていく」
NHK大阪放送局の小池英夫局長が1日、大阪市内の同局で定例会見を行い、10月3日開始の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(総合、月~土、前8・00ほか)に触れた。
第1週の放送分を視聴したそうで「実力派の俳優陣が奥深い演技をされているのが印象的でした。大阪から全国各地の視聴者の皆さまに、温かさと希望を届けられる朝ドラになれば」と期待した。
朝ドラは注目度が高く、SNSでの反響も多い。現在放送中の「ちむどんどん」でも、ドラマの内容や展開を巡り、ネット上でさまざまな意見が飛び交っている。
今作もSNSを中心に多くの声が上がりそうだが、熊野律時チーフプロデューサーは「面白いドラマとして制作してお伝えしていく。もちろん、SNSの反響とかも見ながらではありますけど、最初に目指した物語を、覚悟を決めて作っているので、多くの皆さんに楽しんでもらえれば」と内容に自信をのぞかせていた。
続けて、「いろいろなご意見があって、考えなければいけないことも出てくるとは思います。いろいろなケースがあると思いますので、いろいろな形で受け止めつつ作っていく」と視聴者の声も参考にする姿勢を見せていた。
同作は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、夢に向かうヒロインの挫折と再生の物語。東大阪市の町工場で生まれ育ったヒロイン・舞を福原遥が演じる。
