森七菜 21歳の誕生日に初アルバム発売 9月に地元凱旋公演「やっと約束果たせる」

 女優で歌手の森七菜が、自身21歳の誕生日を迎える31日に、自身初となるアルバム「アルバム」を発売する。2020年1月に歌手デビューし、ついに初アルバムが完成。デビュー曲から最新曲までを含む全10曲が収録された。2年間の歌手生活で「声が変わった」と成長が感じられる1枚に仕上がっており、このほど、デイリースポーツなどの取材に対応。同作にかける熱い思いや9月に控える初単独ライブへの意気込みを語った。

 初アルバムを世に送り出す事へ「どんな反応をしてくれるのかとドキドキしてます」と胸を高鳴らせている。元々は「歌が苦手だった」というが、歌手デビューから場数を踏んで徐々に克服。「家族に『なぜこんな音痴なの』と言われていたので、家族からも『まさかね~』と言われます」と冗談めかして笑った。

 同作は「カエルノウタ」「スマイル」など代表曲のほか、「君の彼女」「かたつむり」など新曲5曲を含む全10曲を収録。タイトルは“写真のアルバム”から連想したもので、「一曲一曲を聴いた時に自分を思い出してもらいたい。私が思い出を思い出しながら曲を聴くので、聴いている人にもぜひ」という願いが込められた。

 キュートなイメージが強い森だが、取材会にはウルフヘアという大人クールなスタイルで登場。2年に及ぶ歌手生活で「声が変わった」と成長を感じており、今作についても「変わりやすい時だと思うので、素敵な人たちにその時にしか聞こえない声を録ってもらってありがたいです」と貴重な一作に胸を張った。

 今作の発売日は森にとって21歳の誕生日。「さまざまな人に誕生日を祝ってもらうことが多いけど、今年は祝ってくれる人に恩返しできる年だなって」とつぶやき、今後の目標を「大人にならない事。辺に背伸びせずにかかとを地につけて生きていきたい」と着実に考えていた。

 アルバム発売後の9月には、初の単独公演が地元の大分と東京で控える。「楽しみです。上手く歌おうというよりは、楽しもうという思い」と肩肘張らないことを目標にし、地元への“凱旋”に「2年前のデビューで地元で歌った時に『帰ってくるので』と約束したんです。コロナ禍で2年帰れていないから、やっと約束を果たせる」と意気込んだ。

 ◇森七菜(もり・なな)2001年8月31日生まれ、大分県出身。16年に大分でスカウトを受け、19年7月公開の新海誠監督が手がけるアニメ映画「天気の子」でヒロイン役に抜てきされた。20年1月に自身が出演した映画「ラストレター」の主題歌「カエルノウタ」を担当し、歌手デビュー。同7月配信の「スマイル」も話題になった。

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