カンテレ社長 炎上した新実アナに「引き続き頑張ってほしい」

 関西テレビの羽牟正一社長が26日、リモート形式で記者会見を行い、8日に銃撃事件で亡くなった安倍晋三元首相に関する発言で批判を浴びた同局の新実彰平アナウンサーに触れた。

 12日に放送された夕方のニュース番組「報道ランナー」内で、MCの新実アナが安倍元首相について「生きて歴史の審判を受けてほしかった」と発言。ネット上で批判の声が寄せられ“炎上”状態となった。

 新実アナは自身のツイッターで「放送時間の大部分を充てて安倍氏の外交政策の功績や人柄、決断力を賞賛したのち負の部分も一言付言し、それら全てを健在のうちに評価の対象とされたかった、との趣旨で発言しました。『健在』『評価』等の語を選択していれば与える印象は違ったのかもしれませんが、内容に瑕疵は無いと考えております」などと説明している。

 羽牟社長は「当社が制作する番組の責任は個人ではなく関西テレビにあります。安倍元首相が亡くなったことを悼みつつ、長期政権の検証は必要という意味で発言したことと」とし、「より的確な表現はあったと思うが、新実君には引き続き頑張ってほしい」と続けた。

 また、ネット上での番組に対する過激な言動については、「批判は非常に大切だと思います」としつつ、「我々にとっては出演者やスタッフ、社員の健康や安全を守るのも大切です。皆様に良質な番組をお届けするために必要不可欠だと思いますし、我々としてもきちっと対応していきたい」と語った。

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