古市憲寿氏「いまさら行動制限は思考停止」感染者激増にも 中途半端な対策は無意味と指摘

 社会学者の古市憲寿氏が21日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。新型コロナウイルスの陽性者が20日に全国でこれまで最多の15万人を超え、行動制限するべきという声があがっていることについて「いまさら行動制限というのは思考停止だと思う」とぶった切った。

 続けて「世界のいろんな国を見れば、日常を取り戻している。それは決してコロナが消えたからではなくて、一生、行動制限を伴うような規制を続けることはできないから。行動制限をすれば確かにコロナは一時的には収まるのかもしれないけど、100年続けるわけにはいかない。そもそも人類ってコロナ以外にもたくさんの感染症と共存しているわけで」と指摘。「心配な方が自身でワクチンを打つとか、家から出ない、人と会わないということをすればいいわけで、社会全体を止める必要は全くないのかなと思う」と持論を述べた。

 さらに「ここまで感染力が強いと、ちょっとやそっとの制限では抑えられない。中国のようにロックダウンをするなら止められるかもしれないが、それは日本ではできないので、中途半端な対策では止められない。どっかのタイミングで多少感染者が増えたとしてもイギリスやヨーロッパのように、日常に戻すことをどこかでしないといけないので、あとはタイミングの問題だけ」と話した。

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