高嶋政宏 SM映画監修 好きが高じてついに!「歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を」

 俳優の高嶋政宏(56)が、SMを題材にした映画「愛してる!」(9月30日公開)で企画監修を務めていることが13日、分かった。かねてSM好きを公言しており、ロマンポルノ50周年記念プロジェクトの第2弾作品にSM愛のすべてを注ぎ込んだ。

 鳴かず飛ばずの地下アイドル・ミサが、SMの素質を開花させていく姿を描いたフェイクドキュメンタリー。業界に精通している高嶋がSMの世界観や脚本へのアドバイスなどを手掛け、自身の人脈からSM監修として緊縛師の蒼月流氏を紹介している。

 東京・新宿歌舞伎町を“主戦場”としており「いつもお世話になっている歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を作らねばのプレッシャーが押し寄せ、第一回目の会議から一般の人たちが抱いてるSM BARと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈を喋りまくってしまいました」と回顧。監督、脚本家、プロデューサーを引き連れて常連のSMバーを訪れ「SMの真髄を聞く会」を開催したという。

 役者としてもSMクラブの常連客役で出演。メガホンをとった「貞子vs伽椰子」の白石晃士監督は「高嶋さんの監修を受け、そのSMへの情熱に突き動かされて、楽しく激しく燃え上がる映画を作り上げました」と感謝した。

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