吉田拓郎 篠原ともえが来るなら「番組降ります」の過去も 今では「50歳からの先生」

 歌手の吉田拓郎が25日にTokyo fmで放送された「東京プラネタリーカフェ」に出演。フジテレビ系音楽番組「LOVE LOVE あいしてる」で共演した篠原ともえへ「最も嫌いな女の子だった」と振り返るも、そこからの心情の変化を包み隠さず語った。

 篠原の番組にゲストで登場した吉田は、篠原から「LOVE LOVE-」での篠原との出会いについて聞かれ、「嫌でした」「君が苦手だった」と正直に吐露。篠原は笑いながら、当時は17歳で「嫌がってましたよね」「ごあいさつしても帰っちゃってね」と、徹底的に吉田に避けられていたと振り返った。

 吉田は「当時、若い人が嫌いで。ちょうど50歳になる頃。若い人が大嫌いで、そこへきてKinKi Kidsや篠原。その中でも篠原はピーキャーまとわりついてきて最も僕が嫌なタイプ、最も苦手とする、最も嫌いな女の子」と、最悪の印象だったと打ち明けた。

 あまりにも苦手すぎて「こんな子が毎週来るなら番組降りますって、プロデューサーに辞表を何度も出した」というほどで、その噂は篠原のもとにも届いていたという。だが篠原は「照れてるんだろうなって思っていた」「時間たてば、心を開いてくれると思っていた」といい、深く受け止めていなかったようだ。

 吉田は笑いながら「照れてないよ、本気だよ」と言いながらも、だんだんと心境に変化が出てきたという。「それは篠原ともえさんにも、KinKi Kidsさんにも学ぶことが芽生えてきて、こんなこと考えたこともなかったけど、俺、教えられてるなって、ふと思うようになった」。

 そこから篠原やKinKi Kidsから「勉強しよう」という気持ちになり「そっからいいおじさんに。50歳からの先生は篠原ともえとKinKi Kids」と断言した。

 「あんなに嫌いだったからこそ、不思議な事で、KinKiにも、篠原にも、偶然の出会いだったけど奇跡が起こった」「君たちにある種のリスペクトを抱くようになって。奇跡だと思う」と、出会いに感謝していた。

 吉田は28日リリースのラストアルバム「ah-面白かった」をもって、アーティスト活動に事実上の終止符を打つ。また、7月21日に放送される「LOVE LOVE あいしてる」の「吉田拓郎卒業SP」が最後のテレビ出演に。最後の共演者にKinKi Kids、篠原ともえらが集結する。

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