吉田拓郎「LOVE LOVE-」でTV卒業 KinKi Kidsとの初合作曲披露へ

 KinKi Kids・堂本光一(43)、堂本剛(42)、歌手・吉田拓郎(76)によるフジテレビ系の音楽バラエティー番組「LOVE LOVE あいしてる」が、7月21日に「-最終回・吉田拓郎卒業SP」(後8・00)として放送されることが24日、分かった。吉田はこの番組が最後のテレビ出演となる。光一、剛と吉田が初の合作曲「Sayonara あいしてる」を披露するほか、かつての番組レギュラー陣の篠原ともえ(43)らも集結する。

 吉田は昨年、自身のラジオ番組で“リタイア宣言”。28日リリースのラストアルバム「ah-面白かった」をもって、アーティスト活動に事実上の終止符を打つ。そんなレジェンドが自身最後のテレビ出演に選んだのは、光一、剛との“最強タッグ”で歩んだ「LOVE LOVE-」だった。

 今年の正月、メールを交わしていた光一が「今年こそ『LOVE LOVE あいしてる』が実現することを心から願っています」と送ると、吉田はすぐさま剛、篠原らとも話をし、番組プロデューサーに連絡。実現に向けて動き出したという。

 かねて「光一と剛と最後に一緒にやって、一緒の時間を過ごして、それを最後のテレビ出演とするのはどうかな」と考えていたという吉田。2017年の特番以来5年ぶりの復活は、集大成の場となる。「とてもすてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ。光一、剛、篠原さん、皆さんに感謝しています」と口にした。

 キンキの2人にとってもカリスマとの出会いは音楽人生に大きな影響を与えた。番組終了後も3人の交流は続き、吉田の「-面白かった」の題字を光一が執筆。剛が編曲とギター演奏で参加するなど、変わらぬ絆を育んでいた。

 今回の“卒業”に光一は「終わりという言葉というよりも、これからまたどんな奇跡が起きるんだろうという思いでやれば、また奇跡が起きるかもしれない」としみじみ。剛も「出会いも別れもありますし、思うこともそれぞれ違うし、でもお互いを尊重し合いながら生きていくのが“仲間”だし、愛する人のためにできること。どんな日も二度とないので、当たり前の中にある喜びをかみ締めながら当日は過ごしたい」と語った。

 ◆LOVE LOVE あいしてる 96年10月から01年3月までレギュラー放送。カリスマと当時10代だった光一&剛の異色の組み合わせは話題を呼び、共演の篠原、THE ALFEE坂崎幸之助(68)らとの軽快なトークや、バンドパフォーマンスで人気を博した。吉田が作曲を担当したテーマソング「全部だきしめて」は98年にキンキがカバーし、ミリオンセラーを記録した。

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