競馬で多額納税のじゃい「破産」は誤解と説明 不服なし、参院選出馬要請も

 お笑いトリオ、インスタントジョンソンのじゃいが11日、自身のYouTubeチャンネルで競馬の税金について持論を述べた。「【緊急生配信】破産動画の補足をさせていただきます【競馬の税金】」と題して動画を配信した。

 じゃいは5日に、自身のYouTubeチャンネルで「破産しました」と報告していた。「破産」という単語が大きな話題となっていたこともあり「自己破産したとか破産宣告をしたとかということではなく、ぼく自身のお金がなくなり、借金をしてしまったということを『破産』という表現を使わせていただきました」と説明。実際に法的に「破産」したわけではないことを明言した。「誤解を生むような表現をしたことを申し訳なく思っております」と謝罪した。

 5日の動画では昨秋に、自宅に税務署の男性2人が訪ねてきて、通帳や過去の資料などを持って行き、最終的に「マンションを買えるくらいの請求が来た」と明かした。税金の支払いを求められた理由について「外れ馬券が経費にならないということ」とし「1億円を使って1億5000万円当たったら、1億5000万円に税金がかかるので、5000万円しか勝っていないのに、丸々持って行かれるというような状態」と例示して説明していた。

 11日の動画では「JRAさん、NAR(地方競馬全国協会)さん、競馬界に多大なご迷惑をおかけしてしまったこと、大変申し訳なく思っています」と騒動が大きくなったことを謝罪した。「ぼく自身は払った税額については何の不服もありません。お金を返してほしいという気持ちもまったくありません」と明言。一方で「この税制について、果たして正義なのかというと、ちょっとそう思えなかった」と制度そのものには不満を示し「この税制が変われば、より競馬界が盛り上がるんじゃないかと。国も潤うんじゃないかという思いで声を上げさせていただきました」と説明した。

 JRA、NAR、税務署、国税局に対して「憎しみも恨みもまったくありません」とした上で、法律の見直しを求めた。また、NHK党から参議院選挙への出馬を打診されたことも明かした。

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