坂下千里子「映え弁当作れるなら作りたい」「あれが私のMAX!」【後編】

 2児の母でタレント・坂下千里子(46)が4月からスタートしたABCテレビのニュース番組「news おかえり」(関西ローカル。月~金曜、後3・45~7・00)の木曜MCに就任した。20代まではバラエティー一色のイメージだったが、32歳で第1子を出産し、「自分も産まれ変わった」と感じるという。働きながら子育てをする難しさに直面し、「この子が住む日本をもっといい国に」と願いながらニュースを伝える。【後編】

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 坂下のインスタグラムがネット上で話題となったのは昨年4月から。長女が中学に進学し、人生初の“初心者弁当”作りが始まった。お弁当作りの大変さも苦労も失敗も、お母さんの本音も愛情もギュッ。「#ぴえん弁当」「#初心者」という文字も並ぶ。飾らない人柄そのままの投稿が共感を呼んでいる。

 「私もホントは作れる腕前があったら“映える”の作りたい!!んですよ(笑)。だけど、私の精一杯がアレ。あれ以上……、1年間作って思ったんですけど…、『私これ以上、進歩しないんだ』って、分かったんです。これ名前出してもいいのかな……、渡辺美奈代さんのお弁当…、あんなのお金払って買うレベルのお弁当じゃないですか?あれが作れるんだったら、作りたいんですけど。1年間やって、あれが私のMAX!。あれ以上できない(笑)」。

 弁当作りは「めっちゃイヤです」と即答した直後、「……って言うと、娘が嫌がるんで」と笑い、「やった~~~!きょうもお弁当作れるぞ!」と両手を高々とあげてガッツポーズ。そうやっていつも自らを鼓舞しながら弁当を作っているのだという。

 「(ある日、娘から)『ママ、嫌だ、嫌だって言われてさ、持っていく身にもなってよ』ってすごい言われて。確かにそうだな、と思って。最近は『うれし~~~い!今日も弁当を作らせてもらえる!』って感じのテンションに変えました(笑)。でも娘は『わざとらしーなー』って(笑)」。

 料理といえば、去年、子供たちに「うちは定食屋じゃない!」と爆発したプチ事件が。聞くと、小6長男(11)がアトピーということもあり、ずっと子供たちに何が食べたいか聞き、オーダーを受けてそれぞれ別の晩ご飯を作り続けてきたという。「(息子が)小5の終わりまで。でももう無理だな、言うこと聞いてたらこの子(息子)の好き嫌い直らないな、と思って。『うちは定食屋じゃない!』って(言った)」。

 料理は「めちゃくちゃ苦手」というが、気付けばインスタントラーメンなどもほとんど食べさせてこなかったし、外食もあまりしないという。「決まったものしかできない、大したもの作んないです。でも何となく作ります。(理由?)愛とガマンかな(笑)」。

 ウーバーイーツなども利用したことがないという。「お姉ちゃんがよく『ウーバー頼みたい』って言うんです。多分ウーバーに憧れが(笑)。でも『ウーバーで1時間待つぐらいだったら、ママ、行くわ!』って駅前の王将に(自転車で)“ママウーバー”したことあります(笑)。子供の反応はあんまり…でしたけど(笑)。スーパーでお総菜は買いますよ。多分私が出前とか覚えたら大変。頼みまくっちゃうと思うから、自制してるのかな」。

 “インスタ映え”といえば、坂下のインスタの洋服の写真も独特。顔を小さく、スタイルを良く見せるために、極端な場合は遠近法で顔を後ろにのけぞらせたり、下から仰ぐように撮影した写真も多いが、坂下の場合は、安定の直立不動系。服の撮影の多くはマネジャー。3枚ほど“とれ高”があれば、終了。シャッターを切るタイミングさえ伝えられないことも多く、「坂下さん、また目つむってますよ~、って言われるんですけど、どう思います?(笑)」という坂下の“苦情”も笑ってスルーするマネジャーとの関係性がほほえましかった。

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