小坂忠さん73歳、肝不全で死去 1975年に和製R&Bの名盤「ほうろう」発表

 和製R&Bの名盤「ほうろう」(1975年)で知られるシンガー・ソングライターで牧師の小坂忠(こさか・ちゅう、本名正行=まさゆき)さんが29日午前10時43分、埼玉県内の自宅で死去した。73歳。東京都出身。

 2017年にS字結腸がんと胃がんを公表。「S字結腸癌から転移した全身癌による肝不全との闘いを終えて天に凱旋」(公式サイト)した。妻の叡華(えいか)さん、娘、孫娘にみとられたという。3月1日、公式サイトに「ウクライナのため祈ってます」などとつづったのが最後のメッセージとなった。

 68年にバンド「ザ・フローラル」でデビューし、細野晴臣、松本隆らとのバンド「エイプリル・フール」を経て71年からソロ。主な楽曲に「ありがとう」「機関車」「しらけちまうぜ」などがある。

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