佐々木史朗さん 死去「転校生」などの映画プロデューサー 肺がん、83歳

 「転校生」などを手がけた映画プロデューサーの佐々木史朗(ささき・しろう、本名正路=まさみち)さんが18日午後8時44分、肺がんのため東京都内の自宅で死去した。83歳。中国・大連生まれ。葬儀は近親者で行った。喪主は長女三上その子(みかみ・そのこ)さん。後日お別れの会を開く予定。

 TBS勤務を経て、1979年映画会社「日本アート・シアター・ギルド」代表に就任。「ヒポクラテスたち」「ガキ帝国」「遠雷」「転校生」「家族ゲーム」など、80年代を代表する数々の傑作をプロデュースした。

 93年に「オフィス・シロウズ」を設立。中江裕司氏や西川美和氏、李相日氏、沖田修一氏、大九明子氏ら才能ある監督を次々と世に送り出した。

 今村昌平監督が設立した日本映画学校の理事長に2007年就任。11年日本映画大学に改組、18年まで理事長を務めた。著書に「時の過ぎゆくままに」(18年)がある。

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