小田和正74歳 8年ぶりアルバム 節目10作目完成、収録9曲全てタイアップ
シンガー・ソングライターの小田和正(74)が、8年ぶりとなるオリジナルアルバム「early summer 2022」を6月15日に発売することが28日、分かった。70歳代での自身初アルバム。オフコースとして活動後、1986年に1stソロアルバム「K.ODA」を30代でリリースし、40代、50代、60代とアルバム発売を続けてきたが、70代で節目となる10作目を完成させた。同時に、1980年代から2020年代まで全5年代リリースも達成した。
収録9曲は全て、ドラマや映画などのタイアップ曲という、豪華ラインアップに仕上がった。新曲として書き下ろした「ナカマ」には、佐藤竹善(58)と松たか子(44)がコーラスとして参加。テレビ東京系「ガイアの夜明け」のエンディング曲に、6月3日放送分から起用される。
小田は「『ガイア』を見ていると製作者の心意気が強く伝わって来ます。それに応えたいという気持ちで書きました」と制作意図を説明。「団体で戦うというのはどういうことか。見えないところで懸命に頑張る仲間がいてくれるからそこへたどり着ける。自分の現場でもそんな人たちが大勢います」と歌に込めた思いを明かした。
小田がライフワークとしているTBS系音楽特番「クリスマスの約束」のテーマソングとして、2001年の初回放送から流れている「この日のこと」も、待望の初CD化。アルバム収録曲と同名の、アリーナツアー「こんど、君と」が6月3日に開幕する。
