元ヤクルト・青島健太氏 維新から比例代表で参院選出馬表明「スポーツで日本を健康に」
元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏(64)が25日、都内の衆議院議員会館で会見を開き、今夏の参院選で日本維新の会で公認候補となり、比例代表で立候補することを発表した。
2019年の埼玉県知事選では、自民、公明両党の推薦を受け無所属で出馬したものの、旧立憲民主党など4野党が支援した候補に敗北。グレーのスーツに身を包んだ青島氏は当時を「ドラフト指名されたような形で、いい経験をさせていただきました」と振り返り、日本維新の会からの出馬となることについては「維新さんの身を切る改革、姿勢に共感して合流させていただきました。私自身は変わらずに、同じ姿勢のまま政治というものに向き合って参ります」と語った。
また、自身を“64歳のオールドルーキー”と表した上で、「維新で出るということに意見はいろいろあるでしょうけど、とにかくチャレンジしていくことが私の持ち味」と決意。「これからは健康力=国力になってくると思いますので、野球だけでなく、世界中のスポーツのエッセンスを全部持ち込んで日本を健康にしたい。健康でなければ仕事もままならない」と訴え、スポーツにおける学校教育の改革などを掲げた。
青島氏は新潟市出身。埼玉県立春日部高から慶応大に進み、プロ野球ヤクルトでプレー。引退後は、スポーツライターやキャスターとして活動した。